PEP Conference 2020
コロナ禍で見えた大学<英語>教育のDX(デジタルトランスフォーメーション)
開催日時
2021年2月20日(土)13:00〜17:30
会場
ZOOMウェビナー
最新バージョンのZOOMクライアントをご利用ください。
参加費および参加方法
参加費は無料です。
参加申込フォームより事前登録が必要です。お申し込み時にご入力いただいたメールアドレスに当日の接続URLをお知らせいたします。
ご参加は実名でお願いいたします。
講演者への質問はカンファレンス中に随時受け付け、パネルディスカッションの中で取り上げます。
本カンファレンスの録画と公開について
本カンファレンスはすべて録画されます。
講演やパネルディスカッションの動画は、編集の上、後日公開いたします。
オープニングトーク
山中 司
(立命館大学・生命科学部)
「コロナ禍における情報理工学部の1年とBYOD化の準備」
島田 伸敬
(立命館大学・情報理工学部)
「教学システムのクラウド化とテレワーク(COVID-19対応)&BIツールを活用したIR」
相生 芳晴
(学校法人上智学院 IR推進室長)
「SAPP学生チューターによる2020年度PEP授業のオンラインサポート報告」
SAPP学生チューター
「DXで変わる、経営と社員の働き方、そして大学への期待」
芦田 琢治
(アクセンチュア株式会社 マネージング・ディレクター)
「PEPオンライン授業の1年を振り返る」
PEP教員:落合 淑美, 延田リサ, 松田 佑治
(立命館大学)
パネルディスカッション
山中 司
島田 伸敬
相生 芳晴
芦田 琢治
SAPP学生チューター
司会:木村修平(立命館大学・生命科学部)
開催にあたって
2020年度は間違いなく歴史に刻まれる1年となりました。新型コロナウイルスは世界中の国々、そこに住む人々、人々が携わるあらゆる分野に甚大な影響を及ぼしました。その中でも教育は最大の影響を受けた分野のひとつと言えるでしょう。この未曾有の困難な状況にあって、日本の大学では教職員や学生が不断の努力を続け、ICTを活用することで教育が継続されてきました。
コロナ禍は多くの苦難を生み出しましたが、皮肉なことに日本の大学にとってはオンライン授業の実践など、史上もっともICT活用を促進させる契機となったことも事実です。日本は諸外国と比較して教育ICT化が遅れていることがたびたび指摘されており、コロナ禍で確かにそうした問題点は浮き彫りになりましたが、多くのICT活用が実践され、そこから新たな知見が見出されました。私たちはこのことを奇貨とし、大学教育の情報化、ICT活用について考える機会とすべきではないかと考えます。
立命館大学のプロジェクト発信型英語プログラム(PEP)では、2020年度の全プロジェクト授業(4学部150コマ以上)をオンラインに移行しました。ICTを教育実践のコアのひとつに位置づけてきたPEPでもこれほど大規模かつ長期間にわたるオンライン授業の実践は初の試みであり、多くの試行錯誤と発見がありました。
PEPがたどり着いた結論を端的に申し上げれば、教育におけるICT化やネットワーク化といういわゆるデジタル・トランスフォーメーション(DX)は、教室や授業という区切られた時空間でのみ起こっている事象ではなく、教職員や働き方、学生の学び方、さらには人々の社会生活と地続きの現象であるということです。
本カンファレンスでは、大学英語教育を中心に、コロナ禍で浮かび上がった英語教育におけるICT化や大学教育全般の情報化に関する課題をはじめ、社会が大学に期待するDXの方向性などについて多様な知見を集約します。
ぜひ多くの方々にご関心をお寄せいただき、ご参加いただければと思います。
プログラム
オープニングトーク:山中 司(立命館大学 生命科学部 教授)
「セルフプロモーション教育を英語教育が担う:コンテンツの放棄、コンテクストへの集中」
講演1:島田 伸敬(立命館大学 情報理工学部 教授)
「コロナ禍における情報理工学部の1年とBYOD化の準備」
講演2:相生 芳晴(学校法人上智学院 IR推進室長 ※2020年6月まで情報システム室兼務)
「教学システムのクラウド化とテレワーク(COVID-19対応)&BIツールを活用したIR」
講演3:SAPP学生チューター
「SAPP学生チューターによる2020年度PEP授業のオンラインサポート報告」
講演4:芦田 琢治(アクセンチュア株式会社 マネージング・ディレクター)
「DXで変わる、経営と社員の働き方、そして大学への期待」
講演5:PEP教員(立命館大学生命科学部・薬学部・言語教育センター)
「PEPオンライン授業の1年を振り返る」
パネルディスカッション(上記登壇者による):司会 木村修平(立命館大学生命科学部 准教授)
助成
本カンファレンスは、「立命館大学R2020後半期重点政策推進予算(学部教学高度化予算)」および「立命館大学Withコロナ社会提案公募研究プログラム」の助成を受けています。