PEP Conference 2019

“越境”する英語教員、その可能性と課題

開催日時

日時:2020年2月8日(土)

カンファレンス:14:00〜17:45 (13:30受付開始)

場所:立命館大学大阪いばらきキャンパス B棟3F コロキウム

アクセスキャンパスマップ

カンファレンス参加費:無料

プログラム

オープニングトーク

山中 司 教授(立命館大学 生命科学部

『20年後の英語教員の職探し: 今のままの英語教育ならもういらない』

基調講演:

Paul Kei Matsuda 教授(アリゾナ州立大学)※遠隔参加

『英語で生きる・英語と生きる〜越境する英語教員の軌跡 “Living with the English Language: Reflections of a Border-Crossing English Teacher”

講演1:山本 敏幸 教授(関西大学 教育推進部)

『キャリア人生で50歳手前でシンギュラリティーを迎える今どきの大学生のための英語教育環境』

講演2:

岡田 悠佑 准教授(大阪大学 大学院 言語文化研究科

『国立総合大学におけるプロジェクト発信型英語の可能性』

報告:

プロジェクト発信型英語プログラム教員(立命館大学生命科学部・薬学部)山中 司・木村 修平・山下 美朋・近藤 雪絵

『PEP2019の挑戦』(発表スライド

パネルディスカッション:上記登壇者

(司会:木村 修平准教授)

懇親会:18:00〜

会場:GARDEN TERRACE LION 立命館いばらきフューチャープラザ店 (会場1F)

懇親会費:4,500円

*定員に達し次第、締め切らせていただきます。

終了しました。多数のご参加ありがとうございました!

英語教育プログラムの改革が全国の大学で進められる今日、

大学英語教員に求められている越境的な働き方改革とはなにか。

「英語はコミュニケーションのための道具(ツール)である。」英語の教え方、学び方を語るとき、数え切れないほどの人々が様々な含意をこめて数え切れないほどの回数、この言葉を口にしてきたと思いますが、今日ほど現実味と切実さをもって受け止められる時代はなかったのではないでしょうか。

教育機関におけるコミュニカティブな教授法の推進は言うに及ばず、多種多様な産業分野におけるグローバル化にともない、かつて掲げられた「英語が使える日本人」の育成は現実的なニーズとして認識されるようになっています。こうした社会的要請に応えるべく、全国の大学が英語教育改革に乗りだしています。

そうした改革に取り組む大学においては、英語を担当する教員の役割が急速に多様化しつつあります。教室で指導にあたり、一方で自分の専門分野の研究を進めるというだけでなく、所属部課はもちろん、学内の様々な部課と横断的に連携し、時には全学的な政策に関する提言や折衝を行い、時には国外の教育研究機関との交流事業の橋渡しを行うなど、いわば“越境”的な役割が求められる機会が増大していると言えます。

こうした状況の中、英語教員が果たしうる新たな役割の可能性と課題について考えるカンファレンスを、”Beyond Borders”をメッセージに掲げる立命館大学のプロジェクト発信型英語プログラムの主催で開催いたします。

新世代の英語教員という職業にご関心を持たれている方々のご参加をお待ちしています。

以下のような方のご参加を想定しております。

  • 現職の英語教員

現在、小学校、中学校、高校、大学などの教育機関で英語の教鞭を執っておられる方で、英語教育改革に取り組んでおられる方、あるいはすでに実践しておられる方には、他校での実践を課題点や悩みごとも含めて情報共有していただける機会です。

  • 英語教員志望の学生

現在、大学生、大学院生の方で、将来的に英語教育に携わる職業を志しておられる方には、現職の英語教員にどのような働き方が求められているかを具体的に知っていただける機会です。

  • 英語以外の分野の教員で英語教員との連携に興味をお持ちの方

専門科目の教員と英語教員が連携することでどのようなプロジェクトが可能なのか、どうすれば円滑な連携を進めることができるのかといった点について、ヒントを探っていただける機会です。

  • 教育機関で管理職に就いておられる方

魅力的な英語プログラムは受験生に強く訴求できるリソースですが、英語教員とその他の教職員との連携が欠かせません。本カンファレンスは実際に英語教育改革に取り組んでいる現在進行形の現場の声を参考にしていただける機会です。

当日スケジュール